洞峰公園の無償譲渡に関するアンケート調査が住所・氏名必須の記名式でした。他の自治体のアンケートを見ると、アンケート後のフォローや回答が必要な調査は記名式もありますが、市民の意識を広く知りたい場合はほとんどが無記名式です。記名式は、答えづらい、本音が書けないというデメリットがあり、本当の意識調査に繋がらないと言われています。それにもかかわらず記名式にした理由について聞いたところ、「誰でも何でも書いてしまうから」という答えであり、その確固たる根拠も前例もありません。これは大問題です。市民は名前を書かせないとなんでも無責任不真面目に書くと考えている行政は既に市民を信用していない、市民に寄り添うどころか疑心暗鬼、民主主義をも揺るがす市民無視の行政です。また、「県のアンケートにならった」という答弁もされていましたが、そもそも「県の考えと合わない」ことからはじまったこの洞峰公園の無償譲渡でありながら、そのような答弁が出ることすら信じがたいことであります。
9.洞峰公園の市民アンケートについて
